『てぬぐいTOKYO』展、G8/ガーディアン・ガーデンにて開催中!

リクルートのG8とガーディアン・ガーデンで、年末チャリティー企画展『てぬぐいTOKYO 200人のクリエイターによる200の提案』が始まりました。

ビニール傘、カップ&ソーサー、扇子、エコバッグ、ジーンズ…と、毎年さまざまなアイテムをテーマに展開しているこの企画展の今年のテーマは「手ぬぐい」。
先日オープニングパーティーに行ってきたのですが、様々な手ぬぐいが溢れた会場はとても華やかでした。

会場が2ケ所に分かれているので、お目当ての作品が決まっている方はお気を付け下さい。gdcのものはG8に展示してあります。横向きだと、何だか分からないかもしれませんね…。
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全200種類の手ぬぐい。会期中、1枚1800円で購入できるとのことです。

手ぬぐいTOKYO』200人のクリエイターによる200の提案
会期:2009年11月24日(火)~12月25日(金)
時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料
会場:クリエイションギャラリーG8、ガーディアン・ガーデン

『花ふきん』、ナチュラルローソンで販売中!

中川政七商店の「花ふきん」。2008年のグッドデザイン賞で金賞を獲得した、大人気商品です。

やわらかで吸水性に優れ、大判なので使い勝手が良く、薄手なので早く乾いてくれるという、とても機能的なふきん。しかも優しい色合いのカラーバリエーションが揃っており、キッチンにあるだけで、楽しい気持ちにさせてくれます。

先月発売の『ecocolo』44号の特別付録として、この中川政七商店の花ふきんを紹介した小冊子『毎日、ふきん』がついています。
花ふきんの様々な使い方や手入れ法に加えて、フードジャーナリスト平松洋子さん、女優の麻生久美子さん、分とく山の野崎洋光さんなどによる自分流花ふきんとの付き合い方も掲載。この1冊があれば花ふきんを何倍も活用できる!という、分かりやすい冊子になっていました。

そして、なんと。
花ふきんが、全国のナチュラルローソンでも購入できるようになりました!
様々なカラーバリエーションのうち、ナチュラルローソンで手に入るのは「綿」の白(白百合)と「麻」のみですが、お近くにナチュラルローソンがある方は、ぜひ手にとって頂けると嬉しいです。(このパッケージは、good design companyが担当させていただいています。)
食器拭きとしてはもちろん、野菜の水気を吸い取ったり、豆腐の水切りに使ったり、水にさらした玉ねぎを絞ったり….。一度使うと、きっと手放せなくなると思います。

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『対照 佐内正史の写真』展、川崎市岡本太郎美術館にて。

佐内正史さんの写真展『対照』が、川崎市岡本太郎美術館で開催されています。先日行ってきたのですが…よかったです!!

会場には、700点を超えるプリント作品が展示されています。
その数だけでも驚愕ですが、更に驚くのは展示方法。

ぜひ実際に体験していただきたいので詳細は避けますが、まず目を奪われるのは、岡本太郎作品との見事な競演。佐内さんの作品も岡本作品も、共に静止しているにもかかわらず、あたかもライブセッションをしているかのよう。

更に、広い展示室での展示方法がまた、意表を突かれます。驚き、感激しつつも、「そっか、写真ってそういうものだよなぁ…」と深く感じ入るところがありました。

佐内正史さんは、昨年自主写真集レーベル「対照」を立ち上げ、次々と写真集を発表しています。web以外からはなかなか入手が難しい写真集の作品たちを一気に見ることができるのも、佐内さんファンには嬉しいところです。昔から佐内さんの写真が大好きな水野は、真剣に見入っていました。

会期中、隔週日曜日の15:00~16:00は、館内で「ラジオ対照」が放送されます。佐内正史さん、スタイリストの伊賀大介さん、そして大釜和也の3名が、館内の「母の塔」の下に集まり疑似ラジオ番組を放送するという企画。
第1回目はすでに先日放送されてしまったのですが、普段通りの3人のゆる~いトークから素顔が覗けるとあって、評判は上々だったようです。今後は、ゲストが登場する回もあれば、3人全員が揃わない回もあるとの噂…。そのあたりの力の抜け具合も、いかにもこのメンバーらしい仕切りです。ちなみに、次回は来週日曜日。果たしてどんな内容になるのか、楽しみです!
※雨天中止。また、生放送がない週と雨天時の日曜15:00~は、基本的には前週の再放送となるようです。
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もうひとつ、「Tシャツ大会」という企画もこの3人の手によるもの。佐内さん、伊賀さん、大釜それぞれのデザインによるTシャツがミュージアムショップで購入できます。会場に足を運んだ方は是非!gdcスタッフは、近頃このTシャツばかり着ています…(笑)

対照 佐内正史の写真』展
会 期:2009年10月10日(土)~2010年1月11日(月・祝)
会 場:川崎市岡本太郎美術館

11月1日(日) 水野学講演×2!東京ミッドタウンにて。

秋が深まってきました。芸術の秋にふさわしいイベントが、10月23日(金)から東京ミッドタウンで開催されます。その名も『TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH 2009』。

今年の告知ビジュアルは、水野がクリエイティブディレクターとして関わらせていただいています。競合コンペを勝ち抜いた博報堂プロダクツのアートディレクター中嶋裕治さんのアイデアに、水野がアドバイスをさせていただきながら、作り上げていきました。
そして実は、そのブラッシュアップの過程自体も『デザインタッチ』のコンテンツのひとつとなっています。「デザインタッチ・カンファレンス」内で、詳しく紹介される予定です。(※この講演には水野は出演いたしません)

さまざまな方の講演が聴ける企画「デザインタッチ・カンファレンス」では、水野も2つ講演をさせていただきます。
ひとつは、水野単独の講演。
そしてもうひとつは、「Tokyo Midtown Award 戦略会議」と題し、ミッドタウンアワードの審査員である柴田文江さん、中山ダイスケさん、八谷和彦さん、清水敏男さんと共に行うトークショー。
参加は無料ですが、WEBでの事前エントリーが必要とのことです。
http://www.event-info.com/dt2009-c/
■11/1(日)13:00~14:00 水野学講演「デザインの可能性」
■11/1(日)15:00~16:30 「Tokyo Midtown Award 戦略会議」

ところで、アワードといえば…
先日、イギリスの広告賞・D&AD賞スタッフの方がgdcを訪問してくださったのですが、その際、以前このnotesに書いた内容が間違っていたことが発覚しました!
gdcは今年のD&AD賞で、“銅賞にあたる「Nomination」と「In-Book」を受賞した”と書いていたのですが、『MAMEW』ポスターでいただいた「Nomination」は、銅賞ではなく銀賞。『ラフォーレ原宿』のポスターでいただいた「In-Book」は銅賞のことだそうです。
というわけで、以前書いたgdc notesも修正しました!失礼いたしました!でも、思いがけないタイミングで賞の順位がひとつずつ上がり、なんだか得した気分です。
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宣伝会議『水野流AD道』全20回、無事終了!

毎週土曜日、半年間にわたり行ってきた宣伝会議の講座『水野流AD道』。大盛り上がりの中、10月10日、遂に最終講義を迎えました。

全20回の講義の中では、水野の授業だけでなく、特別ゲストをお招きしての特別講義も幾度か行いました。
植原亮輔さん(ドラフト)。柿木原政広さん(10.inc)。スタイリストの伊賀大介さん。中川政七商店の中川淳社長。建築家の妹島和世さん。クリエイティブディレクターの山本高史さん。更に、アートディレクター古平正義さんのオフィスにお邪魔させていただいての授業も。
活躍されている方は皆、仕事だけでなく人間的にもとても素晴らしい方ばかり。受講生達は、仕事のみならずその生き方にも大きな刺激をいただいたようです。ゲスト講師の皆さん、本当にありがとうございました。

励まし合い、高め合い、まさに切磋琢磨しながら共に半年間を走り続けた46人の受講生。全員が高い志を持ち、成長しなかった人は一人もいないと自負できる素晴らしい仲間でした。最終講義は一同感無量。涙、涙で幕を閉じました。
どうか、この先の皆さんの人生がより素晴らしいものになりますように!そして、また笑顔で集まりましょう!

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奈良へ、佐島へ…。今更ながら、2009年夏の出来事あれこれ。

シルバーウィークも終了し、季節は完全に秋…。
そんな中、もはやかなり今更感はありますが、今夏のあれこれをまとめて。

■中川政七商店「政七まつり」
麻の老舗として300年以上の歴史を持つ中川政七商店。アートディレクションを担当させていただいてからまもなく2年になります。老舗としての伝統を守りながら新たな挑戦も行い、次々と成功を収めている中川政七商店の姿は、地方で伝統工芸を担う中小企業のモデルケースとしても注目されています。
十三代社長・中川淳さんは、細やかさと大胆さを併せ持った素晴らしいリーダー。水野とは同世代ということもあって、クライアントでありながらどこか同志のようでもあります。
その淳社長からお声掛けいただき、先月奈良を訪れてきました。目的は『政七まつり』。年に1回、中川政七商店の全社員が一堂に会して、グループワーク等を通じ結束を高めるという会社公式の行事に、gdcスタッフも呼んでいただいたのです。
全社員の皆さんの前で、水野が淳社長と対談をさせていただく場面もあり、gdcスタッフにとっても勉強になりました。
と同時に、これまでブランドや商品を通じて触れてきた中川政七商店の「人」の部分に深く触れさせていただけたことで、会社がより身近になりました。淳社長、貴重な機会をありがとうございました!社員の皆さん、これからもよろしくお願いいたします!

■Nowher but Sajimaオープン!
1週間単位で借りられる別荘を湘南エリアで展開し話題のNowhere resortに、3つめの宿『Nowhere but Sajima』がいよいよオープン!先日お邪魔してきました。
一面ガラス張りの大きな大きなリビングの窓からは、広い海と空、そしてその向こうに富士山までを見渡すことが出来ます。「海の上に浮かんでいる」感覚を味わえてしまう建築は、気鋭の建築家・吉村靖孝さんによるもの。
建物のすぐ前にはプライベートビーチ状態の砂浜が。水着で外に出てすぐ海やシーカヤックを楽しみ濡れたまま帰宅、という夢のリゾートライフが手に入ります。
さすがNowhere resortだけあって、調度品は選び抜かれたものばかり。しかも、夕陽の落ちる海を眺めながらゆったりジャグジーに入れるという贅沢…。
この日は吉村さんのプライーべートな誕生会。3knotさんによるBBQ、最っ高に美味しかったです!
逗子マリーナの一室を改装したNowhere but Zushi 808、葉山御用邸隣の古民家を改築したNowhere but Hayamaとはまた違った趣のNowhere but Sajimaは、シリーズの中で唯一ペット同伴可能ということもあり、すでにかなり予約が入っているようです。あの「海に浮かぶリビング」の感動、早く多くの方に味わっていただきたいものです!

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ガッツリ仕事しつつ、合間にはgdc社内イベントも。
亀やの阿部社長にいただいた沢山のだだ茶豆を堪能しまくる『だだ茶豆とビールの宴』、男性スタッフ達がしのぎを削った『漢(おとこ)たちのカレー対決』、“アイスホッケー元日本代表”という肩書きを持つ某gdcスタッフ指導の下サプライズ誕生会企画として開催した『真夏に真冬体験・アイススケート大会』…。濃密な夏でした!
秋も、働きます!!!

掲載情報いろいろ。

更新しそびれているうちに、なんだかすっかり秋の気配です…!
掲載情報をまとめて。

書籍『アートディレクションの黄金比』(誠文堂新光社)
9人のアートディレクターへのロングインタビューで構成された書籍です。タイトルからは、それぞれのデザイン技術の話を掘り下げた本のように見えますが、むしろ「人としての素顔」の部分にかなりの比重を置いた内容になっています。
どんな幼少期や学生時代を過ごしたか、社会人になりたての頃の思い出、そして現在仕事で大切にしていること…。水野学もいろいろな話をさせていただきました。
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Super Identity: In Your Sight and in Your Mind
世界各国のさまざまなビジュアルアイデンティティが掲載された洋書。gdcが制作させていただいた、NTTドコモの一連のクリエイティブが掲載されています。
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Discover Japan』2009年10月号「京都の秘密」
季刊誌ムックから隔月刊誌へと変わった『Discover Japan』。最新号は京都特集です。
水野は、京都の達人であり旅の達人でもある柏井壽さんにご案内いただき、器を巡る旅をさせていただきました。ほかにも京都の情報が満載で、京都に行きたくなります!
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ブレーン』11月号。
さまざまなアートディレクターにスポットを当てた連載ページ「アートディレクターの仕事と作品」で特集していただきました。
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男のルミネ「ルミネマン」、渋谷タワレコ隣にOPEN!

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…と、あの宮本武蔵も思わず、小次郎との果たし合いそっちのけで買い物に熱中!?
そんなお店が、本日8月26日(水)、渋谷にオープンです。

ハチ公前のスクランブル交差点にも武蔵からのメッセージが…。
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渋谷駅構内には坂本龍馬からも…。
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企画、デザイン、コピーすべてgdcによる制作です。

オープンしたのは『ルミネマン』。その名の通り、LUMINE初のメンズ館です。
その上ここは、LUMINE=駅ビルという常識を打ち破り誕生した、初めての“駅にないLUMINE”。とはいえ立地は、渋谷のタワーレコードの隣という絶好の場所です。昨日、内覧会にお邪魔してきました。

「渋カジ復活」をコンセプトに、10代後半~20代前半の男性をターゲットにしているそうですが、店内には、かつての渋カジど真ん中である水野の世代にとって懐かしいアイテムも随所に。宮沢りえさんの写真集「Santa Fe」、巨大マジンガーZ…等々、見ていて楽しくなりました。
建物自体は3階建てでコンパクトですが、店舗の配置のおかげで買い物しやすいスペースになっていました。1階にはカフェがあるので、女性にとっても嬉しいお店になりそうです。

デザインコンペ続々。『農林水産広告賞』も募集スタート。

東京ミッドタウンアワード、FUJITSUモバイルフォンデザインアワード、コクヨデザインアワード…。先月から、水野が審査員を務めさせていただくいくつかのデザインコンペの審査が続々進行しています。

こちらはFUJITSUモバイルフォンデザインアワードの審査風景。審査員は浅葉克己さん、喜多俊之さんなど錚々たる顔ぶれ。
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こういった一流の方々に自分の案を見ていただけるチャンスがあるというのも、デザインコンペに出品する魅力の一つです。

そんな豪華な審査員が揃ったコンペが、また新たに開催されることになりました。
「ニッポンを農林水産業から元気にする」を合言葉に、「農業」をテーマにしたコピーとポスターを募集する『農林水産広告賞』。
コピー部門審査員は、国井美果さん、前田知巳さん、山本高史さん、吉岡虎太郎さん。ポスターデザイン部門審査員は葛西薫さん、菊地敦己さんです。ポスター部門には水野も審査員として参加させていただきます。

グランプリ受賞者は『月刊ブレーン』で計2ページの特集が組まれる、というのもこのコンペの魅力。締切は9月30日とのことなので、興味のある方はぜひ応募してみてください。

『農林水産広告賞』 http://www.aff-award.jp/
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賞といえば。
諸事情により遅れていた、今年のOne Showのトロフィー。先週、ようやく届きました…。今年のD&AD賞の賞状や、過去に受賞した海外のデザイン賞のトロフィーと共に、しばらく会議室に飾っておくことにしました!
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東京ミッドタウンで『MIDTOWN ♥ SUMMER』開催中!

8月に入りました!
東京ミッドタウンでは今夏も、「MIDTOWN♥SUMMER」(ミッドタウンラブズサマー)が開催されています。
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今年のテーマは「SKY IS HERE!」。東京のど真ん中にもかかわらず気持ちのいいMIDPARKが広がる東京ミッドタウンでは、いろいろな空に出会うことができます。陽射しがいっぱいに降り注ぐ真夏の空、茜雲が広がる夕暮れの空、東京の夜景越しに見える夏の夜空…。

ミッドタウンが持つさまざまな顔を楽しめるよう、今年もたくさんの企画が用意されています。
中でも、芝生に設置されたMIDPARK CAFEはおすすめです。先日行ってみたのですが、木陰のベンチで風に吹かれながら夕涼みする心地よさといったら…!つい長居してしまうこと必至です。そして今年の目玉・夏の夜空を彩るMIDTOWN WATER WORKSも気になります。従来の花火とはまったく違う「水花火」とは一体…!?
館内でも、ショッピングのみならず、各種カレーメニューを楽しめるMIDTOWN♥CURRYや浴衣レンタルサービスなど、夏を満喫できる工夫が随所に。東京ミッドタウン内だけで丸1日楽しめそうです。
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今回の告知ビジュアルは、瀧本幹也さんに撮影していただきました。
撮影当日は小雨の降るぐずついた天気。
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にもかかわらず、仕上がりは夏らしい眩しさに溢れた写真に。瀧本さんマジックです…!
東京の夏と空を感じに、是非ミッドタウンへ足を運んでみて下さい。
     
     
エントランス付近には、瀧本さんの素晴らしい空の写真による巨大バナーが。空に浮いているような気分になれます。
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