山本高史さん著『伝える本。 ―受け手を動かす言葉の技術。』
先月、山本高史さんの著作が発売されました。
『伝える本。 受け手を動かす言葉の技術。』

コピーライターとして、クリエイティブディレクターとして、観る者の心を動かす数々の広告を世に送り出してきた山本高史さん。挙げればきりがありませんが、たとえば、小野伸二さんが出演していたカローラフィールダーのCM…。未だに繰り返し思い出す、大好きなCMのひとつです。
そんな山本さんが綴るこの本は、よくありがちな、“このマニュアル通りにやれば言葉の技術が身に付く!”という類のハウツー本ではありません。けれども、ユーモアと、ちょっぴりの毒と、全編に流れるやさしさに引き込まれぐいぐい読み進むうち、多くのことに気付かされます。
メール、ブログ、twitter…。言葉を自ら発する機会が増えている昨今、つい、自分の想いや考えをいかに「表現」するか、ということばかりに頭がいきがちです。
この本ではそこについても様々なアドバイスを与えてくれるのですが、もうひとつハッとさせられたのは、「言葉とは、発した瞬間受け手側のものになる」のだという事実。
受け手の状況や立場によって、同じ言葉でも伝わり方は異なり、そこまでを考えて初めて、『伝わる言葉』を発することができる…。この本で語られる「言葉」はそのまま「生き方」に置き換えられるようにも感じます。あらゆる人にお薦めできる1冊です。
装丁は、good design companyが担当させていただきました。カンプを前に記念撮影!大好きな高史さんの本の装丁を担当させていただけて、水野は終始楽しそうでした!

『伝える本。 ―受け手を動かす言葉の技術。』
山本高史 著 ダイヤモンド社 1575円
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